2006-01-29

なぜか麻雀漬け

posted by 水城正太郎 at 19:50

 なぜか麻雀を連続で打ってました。
 一本目は作家が集まってのもの。
 だいたい、こういうのの感想を書くと、誰が強いとか、弱いとかそういう話になるもんですが、今回はちょっとそんな話にはなりえない展開でした。9人で予選、その結果で上位と下位に卓を分けて決勝、だったのですが、上位決勝卓に二人ほど『麻雀入門』なんて本を頻繁に見ている男がいます。一人ならまだしも、二人です。その名は師走トオルと鏡貴也。
 ちなみに鏡さんは役を全部は憶えていません。「どんな役を憶えておけばいい?」と聞かれたので、「三連刻」と答えたのですが、笑ってくれませんでした。そのくらい知りません。ちなみに予選で「これ、役あるんだよね?」と言ってあがったのが、三色同刻。それは三連刻よりあがれないと思います。
 一方、師走さんは持ってきた麻雀入門の表紙が舐めています。馬鹿っぽい男がカンフーのポーズをとっています。しかも刀を持って龍を背負っています。絶対くだらない本です。でも、彼は本を見ながら普通に打ってます。それで打てるというのも脅威ですが、真に怖ろしいのは彼の裏ドラです。最後にはピンフで裏ドラを二枚乗せられました。どうにもなりません。自動卓なのにドラ爆です。
 そんなこんなで優勝は師走トオルさんでした。皆で褒め称えましょう。
 そして、ラスは枯野瑛、ブービーは風見周さんでした。なぜかみんな下位の順位には納得していました。

 二本目は、ゲーム関係のライターの皆様と、なんとあの鷲巣麻雀をちょいとだけ。アカギに登場する三枚が透明な牌です。ルールはマンガ通りにサシ勝負、下家がコンビで差し込みアリ、だったのですが、本当にマンガ通りの怖ろしいゲームでした。金賭けたら神経が持たないと思います。振り込みはほとんどないので、相手が差し込みを成功させていく様をドキドキしながら見守るしかできません。差し込む側も読みを間違えると、次は相手の攻める番になってしまうわけで、すごい緊張感があります。
 問題は相当の金を賭けないと面白くないことで、一回のあがりですぐにやめてしまいました。いや、なんか大事なことの決着をつけるには向いている麻雀かもしれません。

 そんなこんなでなぜか連続で打っているのでした。

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